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喜光寺 南大門

7月4日

   時々雨の降る日曜日。。。「喜光寺」の「南大門」と「蓮の花」が見たくて、一年ぶりに拝観してきました。

   「喜光寺」は、行基さんが元明天皇の勅願により創建(721年)したと伝えられ、菅原道真生誕の地(菅原の里)にあることから、「菅原寺」と呼ばれていたとか。
   その後、聖武天皇が参詣のおり、ご本尊から光明が放たれたので「喜光寺」と改名されたそうです.

      450年ぶりに、南大門と仁王像がよみがえり、今年5月「落慶法要」が行われました。

               喜光寺  南大門 

                 落慶なった「南大門」。。。 燦然と輝いています。 施主は「金剛組」
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               「仁王像」 阿形 。。。。力強い!
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               「仁王像」吽形。。。。仏敵を威嚇してくれます!
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               境内には、蓮の花。癒しの香りに満ちていました。
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               今を見ごろの蓮の花 。。。 喜びで風に揺れているようです。
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                     「 落慶なる 南大門に 蓮華光る 」   (トッコ) 
         

          「金剛組」
          「南大門」は、世界最古の会社「金剛組」が建築にあたりました。
          「金剛組」の歴史ははるかに古く、聖徳太子の命を受けて、海のかなた百済の国から招かれた三人の工匠が始祖であるといいます。
           三人の工匠は仏への帰依の心をこめ、そのもてる技のすべてをもって、四天王寺院創建のために尽くしました。
           創立から1400年、古代の建築技能を今に伝える匠の集団の心意気に、感動します。

           今、新しく光輝く「喜光寺:南大門」は 。。。建立当時の姿を、現代によみがらせてくれました。

           古都奈良は、古い甍(いらか)がぴったり似合いますが、奈良時代にはこのように、光り輝く、時代の先端の都会だったのですね。





        
by kkpnx151 | 2010-07-04 22:22 | 奈良市
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