鹿児島 薩摩の郷中(ごじゅう)教育

   7月30日・31日

    職員旅行でした。新幹線「さくら」で 新大阪駅から鹿児島中央駅まで4時間。
    車中気持ちよく、おしゃべりをしながら、あっという間に楽しい鹿児島入り。

f0214792_155759.jpg


    ハイビスカス観光バスに乗り、まずは 「維新ふるさと館」 へ行きました。



    桜島が私たちを出迎えてくれました。

f0214792_15593042.jpg


  館内は大変充実していました。 「維新の道」「英雄の道」などを鹿児島の歴史を映像、体験などしながら学ぶことができます。
  篤姫のコーナーも興味深かった。

  特に、私の心に止まったのは「郷中(ごじゅう)教育」。先輩が後輩を教え導いた薩摩独特の集団教育、教育システム。

  新しい日本の夜明け明治維新には、薩摩から西郷隆盛、大久保利通、森有礼、東郷平八郎、大山巌など多くの人材が出て、近代日本を築く原動力になりました。
  
  これら維新を支えた英雄、明治の元君を育てたのが、薩摩の「郷中教育」だったのでした。


  「郷中教育の教え」
   負けるな   うそをつくな   弱いものをいじめるな

  
  人間としての最も大切なことを簡潔に示した言葉です。
  負けるな、というのは、自分を磨けということ。うそをつくな、というのは卑怯な生き方をするなということ。
  弱いものをいじめるなというのは、優しくあれということ。
  強く正しくたくましく、優しく生きよ。
  
  この教えは徹底していて、若き下級武士の子どもたちは、ともに世界に目を向けながら切磋琢磨していたのでした。

  
f0214792_1813376.jpg


   薩摩の教育は「文武両道」。だれもが、剣術とともに琵琶や笛もたしなむのは当たり前だったということです。
   知・徳・体、一体となった薩摩の熱い心意気が伝わってきました。


   早い段階から教育の重要性を認識し、国内外の情勢に応じた的確な施策を打っていったことが、
   薩摩藩が国難を乗り越え、維新の変革の担い手となることにつながったのですね。
   
   現在においても、教育の重要性は何ら変わるところはありません。
   子どもたちに生きる力を育てるための、もっと明確で確かな価値観を伝えていく必要がある。
   
   そんな反省をしながらバスに乗ると、車窓から近くにある「鹿児島市立山下小学校」校舎の「校訓」が目にとまりました。

   山下小学校 校訓 「負けるな うそをつくな 弱いものをいじめるな」

   郷中教育の教えが校訓となっていました。

   郷中教育の精神は、400年たった今日も鹿児島の子ども達に受け継がれていました!
   さすが、薩摩の教育!

   ちなみに、この山下小学校には、かつて「向田邦子」「林文子」も学んだそうです。

   わが奈良県も負けてはいられない!

   薩摩の教育に刺激をたっぷり受けてきました。
[PR]
by kkpnx151 | 2011-08-01 18:35
<< 桜島   「へ」の法則   追憶のまなざし >>