2010年 05月 29日 ( 1 )

 油絵「小面」

                         5月29日
 
  
                       興福寺の「薪能」を 思い出しながら、能面を描いてみました。

                         油絵 「小面」
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                  幻想的な雰囲気というよりは、晴れた空の下の能面と興福寺・・・・になりました。


        今日。。。。
        坂東真砂子著  「傀儡」(くぐつ)  を読み終えました。
      
        暗黒の鎌倉時代。  旅の傀儡女(くぐつめ)と、異国の行者、非人の女、そして復讐に生きる三浦家村。。。
        主人公の傀儡女「叉香シャカ」を中心に、それぞれの世界が絡まりながら展開していく。。。。。
        つらく厳しい現実と、現実から離れた幻惑の世界が、侵食しあいながら広がっていきます。
   
        最終章、「傀儡芸」が披露されている場面は、圧巻でした。
        あの世とこの世の境があいまいになり、冥界の中に迷い込んだような、幻惑の世界に引き込まれていきます。
   
        中世の被差別の民の姿が 多彩に繊細に、また生き生きと描かれています。


   
        傀儡女「叉香」の唄う言霊が、まだ私の耳に聞こえてきます。。。。オススメの本です。
 





   








   
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by kkpnx151 | 2010-05-29 21:48