2011年 12月 11日 ( 2 )

金福寺


  「心丹(しんたん)を百練して始めて神を見る」 

      真心を磨いてようやく精神が見える。  


    京都 洛北 金福寺(こんぷくじ)

    NHK大河ドラマの第1弾「花の生涯」(舟橋聖一作)、諸田玲子著「奸婦にあらず」のヒロイン「村山たか女」ゆかりのお寺です。
    村山たか女は、「安政の大獄」の実行者大老井伊直弼の愛人でした。
    井伊直弼は、「桜田門外の変」で尊攘派に刺殺され、
    井伊直弼の密偵として働いていた「たか女」も、天誅組に捕えられ京都三条河原で三日三晩の生き晒しにされます。
    3日後助けられて金福寺に入り尼となり、直弼の菩提を弔い生涯を終えた終焉の地。だということです。 


   庭園への入り口 真っ赤な散り紅葉。 「たか女」の赤き情熱に出会ったようではっとしました。
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    本堂前の枯山水の庭園
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    芭蕉庵 (ばしょうあん)
 金福寺は、松尾芭蕉がたびたび訪れていたそうです。
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    芭蕉庵から境内を眺める
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    諸田玲子著 「奸婦にあらず」 村山たか女に心がひかれ、今回読み終えました。彼女の生き方に感動しました。
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  「金福寺」には、たか女が 晒された時の絵や 位牌や遺品も残されていました。
  

  「 柴の戸の しばしと云いてもろともに いざ語らはん埋火のもと 」 (井伊直弼)
 
   たか女はこの色紙を井伊直弼からもらい、一生大事にしていたそうです。 二人が濃密に生きた時間を感じさせられる色紙でした。  


   「心丹(しんたん)を百練して始めて神を見る」(「奸婦にあらず」より)

   一途な恋情を内に秘め、大老の影となって生きた村山たか女の激しい生涯に 私も神を見たように心打たれました。 

    私も、真心をもっともっと磨いていきたい。




   
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by kkpnx151 | 2011-12-11 20:43

2011 月食

  

      2011 月食

      今夜は皆既月食。  月が、地球の陰に入り込む天体ショーを見なければ・・・
      と、思いながら、私、うかつにも大事な前半を見過ごしてしまいました。

      12月11日 午前12時58分
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     「月がきれいやで」息子の声に、はっと飛び起きました。
     写真は、後半の、「部分食」です。 何とか間に合った。
     とても美しい! くっきりと食がわかりました。
  
     影の部分が うっすらとオレンジ色をおびています。

     「月食が始まる前に、月がオレンジ色になって、幻想的やったで」と息子。
     オレンジ色の満月。 みたかったなあ。

     一か月かかる月の満ち欠けを、一夜のうちに観れるなんて、皆既月食の全過程を観察できた方は最高でしたね。
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by kkpnx151 | 2011-12-11 01:43